20世紀を代表する日本の写真家の一人、木村伊兵衛。 愛用のライカで撮影したスナップ写真は、作為的ではない自然体を とらえる作風から、同じくスナップ写真の達人と称されたフランス の写真家アンリ・カルティエ=ブレッソンに重ねて、木村伊兵衛は 「和製ブレッソン」と呼ばれていました。
本書は、玄光社から出版された「写真実技大講座」シリーズ (全11巻)の第2巻で、小型カメラの歩みから活かし方、 シチュエーションや被写体ごとの撮影方法を木村伊兵衛が撮影した 多数の作例をもとに解説。 巻末には封筒に入った実物標準印画「をんな」が封入されています。 (原版制作 : 木村伊兵衛 印画処理 : 小石清)
装幀を手掛けたのは、大正初期から戦後まで、抽象版画、本の装幀、 自作の詩画集を発表するなど多岐にわたり活躍した恩地孝四郎です。 condition- 詳細画像1 condition- 詳細画像2 condition- 詳細画像3 |