洋画家、挿絵画家、そして東京の風俗などの随筆を数多く手掛けた 木村荘八が銀座について纏めた『銀座界隈』+ 別冊『アルバム・銀座八丁』。 『銀座界隈』には随筆だけでなく、四代目歌川広重の木版画、多数の挿絵・写真 が掲載され、編集後記にはそれらの来歴が詳細に記載されており、木村荘八の 本書に対するこだわりが感じられます。 別冊『アルバム・銀座八丁』は銀座中央通り(1丁目から8丁目まで)を挟んだ 両サイドそれぞれの景観をカメラに入る範囲で一コマずつ撮影し、横に繋げて 蛇腹状に仕立てたモノクロ写真集。 建物の大きさや角度、光線などの調整は今ならPhotoshopで簡単に編集でき そうな作業ですが、当時は大変な苦労があったと序文で記されています。 別冊『アルバム・銀座八丁』は、アメリカを代表する現代美術アーティストの ひとり、エド・ルシェの作品『Every Building on the Sunset Strip』の 引き合いに出されることが多いのですが、この制作年からすると、コチラが本家! 輸送函は欠。 condition- 詳細画像1 condition- 詳細画像2 condition- 詳細画像3 condition- 詳細画像4 condition- 詳細画像5 condition- 詳細画像6 |